ドキュメント設定

ドキュメント設定について書いていきます。

ドキュメント設定とは

ドキュメント設定は、ドキュメント設定ダイアログで、アクティブなドキュメントの単位・裁ち落としと表示オプション・透明グリッド・文字オプションなどを設定できる機能です。

ドキュメント設定の使い方

[ファイル]メニューから[ドキュメント設定]を選択します。

ショートカットキー

CtrlキーとAltキーとPキーの同時押しでドキュメント設定ダイアログを表示する事ができます。

スクリプト

スクリプトについて書いていきます。

スクリプトとは

スクリプトとは簡易プログラムの事です。定型的な作業を自動化できます。

Flexスキン

Flexスキンの新規作成と書き出しを行えます。

FreeHandファイルをAIとして保存

フォルダを指定しFreeHandファイルをAdobe Illustrator形式で保存します。

ドキュメントをFlashとして書き出し

開いているドキュメントをすべてFlash形式(拡張子SWF)で保存します。

ドキュメントをPDFとして保存

開いているドキュメントをすべてPDF形式で保存します。

ドキュメントをSVGとして保存

開いているドキュメントをすべてSVG形式で保存します。

書き出し

書き出しについて書いていきます。

書き出しとは

Illustratorのアートボードの内容を、他のアプリケーションで使用できる形式に変換・保存します。Photoshop形式への書き出しは、使う事があるかもしれません。

書き出しの使い方

①[ファイル]メニューから[書き出し]を選択します。
②[書き出し]ダイアログで、保存先・ファイル形式・ファイル名を指定して保存ボタンを押します。
③オプションを設定します。
④データが書き出されました。

Microsoft Office用に保存

Microsoft Office用に保存について書いていきます。

Microsoft Office用に保存とは

アートボードをMicrosoft Office用に最適化したpng形式の画像ファイルで保存する機能です。

Microsoft Office用に保存の使い方

①[ファイル]メニューから[Microsoft Office用に保存]を選択します。
②[Microsoft Office用に保存]ダイアログで保存先を指定します。
③pngファイルが保存されます。

配置

配置について書いていきます。

配置とは

配置は様々なファイルをアートボードに張り付けられる機能です。

配置の使い方

①[ファイル]メニュー-[配置]を選択します
②[配置]ダイアログでファイルを選択します。
ダイアログの左下[リンク]でデータをアートボードに埋め込むかリンクにするか選択できます。
テンプレートにチェックを入れるとアートボードに薄い色で張り付けられます。
後でなぞるための下書きに利用できます。

配置したオブジェクトはレイヤーパネルでロックを外した後、Deleteキーなどで削除する事ができます。

復帰

復帰について書いていきます。

復帰とは

復帰は、ファイルの編集がうまくいかず、前回保存時のデータから編集をやり直したい時に使う機能です。あまり手を加えていない時は[編集]メニュー-[取り消し]で戻る事ができますが、それでも戻らない時は復帰を使うと良いでしょう。

復帰の使い方

[ファイル]メニュー-[復帰]で戻ります。

なお、復帰すると元の状態には戻せませんので注意が必要です。
あと、今の段階のデータを残したい時は[別名で保存]で今のデータを保存し、元のファイルを開き直すと良いでしょう。

ショートカットキー

F12キーで復帰を呼び出せます。

選択したスライスを保存

選択したスライスを保存について書いていきます。

選択したスライスを保存とは

スライスを設定したアートワークを[Webおよびデバイス用に保存]より少ない手間でWebや携帯端末向け画像フォーマットに保存ができる機能です。

選択したスライスを保存の使い方

①ツールパネルのスライスツールを使い、スライスを作成します
②ツールパネルのスライス選択ツールを使い、クリックでスライスを選択します。
③[ファイル]メニュー-[選択したスライスを保存]を選択。
④[選択したスライスを保存]ダイアログが表示されるので、ファイル名・ファイルの種類・スライスなどの設定を確認し、保存します。ファイルの種類のドロップダウンリストを押し下げると画像のフォーマットがわかります。HTMLファイルも同時に作る設定ができます。スライスの設定では、選択したスライスのみ出力するか、すべてのスライスを出力するか選択できます。

画像フォーマットを変えたい時は[Webおよびデバイス用に保存]で設定を変更し[完了]ボタンを押し、③からやり直します。

Webおよびデバイス用に保存

Webおよびデバイス用に保存について書いていきます。

Webおよびデバイス用に保存とは

Webおよびデバイス用に保存は、Illustratorで編集したアートワークをWebや携帯電話・スマートフォン・タブレットなどに最適化した画像形式で保存できる機能です。

Webおよびデバイス用に保存の使い方

①Illustratorで変換したい画像を開きます。
②[ファイル]メニューから[Webおよびデバイス用に保存]を選択します。
③ファイル形式を設定し、保存ボタンを押します。
④画像が変換されて保存できました。

画像フォーマットの特徴

■GIF
最大256色を表現可能。
256色までなら可逆圧縮でき、劣化はありません。
透明色も表現可能。
イラスト向き。
■JPEG
フルカラー。
不可逆圧縮のため、編集を繰り返すと画質の劣化が著しい。
透明色は表現できない。
写真向き。
■PNG
フルカラー。
透明色を表現可能。
可逆圧縮なので劣化しにくい。
オールラウンドで使用可。
古いブラウザが対応していない場合がある。
JPEGよりファイルサイズが大きくなる場合がある。
■SWF
Adobe Flashで利用できる形式です。
■SVG
Web上で表示できるベクトル画像形式です。
■WBMP
携帯電話・携帯端末用ビットマップ形式です。

ショートカット

Webおよびデバイス用に保存は、CtrlキーとAltキーとShiftキーとSキーの同時押しで起動できます。

テンプレートとして保存

イラストレーターの[ファイル]メニューの[テンプレートとして保存]についてです。

テンプレートとして保存とは

共通のデザイン要素を持つファイルを複数作成する予定のある時、共通部分をテンプレートとして作り、そのひな形を基にいくつかのバリエーションのファイルを作った方が効率的です。[テンプレートとして保存]とはこのような時に使うコマンドです。

テンプレートとして保存の使い方

[別名で保存]ダイアログが開くのでIllustrator Templateファイル形式で保存します。拡張子はaitです。

ショートカット

[テンプレートとして保存]はショートカットキーが割り当てられていないようです。

複製を保存

複製を保存とは

今編集中のファイルの複製を保存します。デフォルトで○○のコピーのようなファイル名になります。なお、次回保存時のファイル名は[複製を保存]で指定したファイル名ではなくて、[保存]または[別名で保存]で最後に保存した時のファイルパスまたはファイル名となります。

複製を保存の使い方

一時的にファイル形式の違うファイルのスナップショットを作ったり、途中経過のバックアップを残す時に使います。

ショートカット

複製を保存のショートカットキーは[Alt]+[Ctrl]+[S]です。

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